テレビ業界では、特有の用語や隠語が多く使われています。いくつかの例を挙げてみます。
TV業界の業界用語、専門用語一覧
あご
食費のこと。「予算少ないからあごは抑えて」などの使い方。
アシ
交通手段。「アシはタクシー使って」などの使い方。
暖める
劇場やライブの本番前に場を盛り上げて観客の笑いや反応が生まれやすくする事。「客席暖めておきました」
アタマ
ネタや撮影の始めの方。「アタマから取り直しね」
アテレコ
映画やテレビ番組、アニメなどの登場人物の口の動きに合わせて声優が声を吹き込んでレコーディングすること。「このアニメプレスコじゃなくて先にアテレコ当てといて!」などの使い方。
雨傘(あまがさ)
ロケやスポーツ中継など実況中継番組が雨で中止になった場合に、代わりで用意しておく番組のこと。「天気崩れそうだから雨傘用意お願い」などの使い方。
いじる
芸人などが自分以外の人の発言や行動を拾い上げ笑いをとる事。「あの芸人客いじって笑いとるのうまいよなー」などの使い方。
痛い
痛覚の痛さのことではなく、見た目や発言などを痛々しく感じる事。「あの人のキャラ痛いよな」などの使い方。
板付き
幕や番組がスタートした時に、決まった位置に人が立っている状態のこと。「最初は板付きでスタート!」などの使い方。
1本
100万円が一つの単位で、一本、二本と数える。「このタレントさんギャラが1本らしいよ」などの使い方。
入り待ち
芸能人やタレントなどが仕事に入る所を待ち伏せる事。「入り待ち避けたいから裏口から通して」などの使い方。
インサート
カットの合間などに食べ物や商品の画像を入れ込む事。「登場の前にインサート入れますんで!」などの使い方。
これらは一部ですが、他にも多くの業界用語が存在します。
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