寿司屋には、一般の食堂やレストランとは異なる業界用語、専門用語、隠語が数多くあります。ここでは、その中から代表的なものをいくつかご紹介します。
寿司屋の業界用語、専門用語、隠語一覧
あがり
お茶のこと。
あらじこみ
ある程度材料を使える状態まで処理しておくこと。
かっぱ
きゅうりのこと。
がり
しょうがのこと。
ぎょく
玉子のこと。
クサ
海苔のこと。
ガレージ
シャコのこと。ガレージ=車庫から。
どんしゃり
寿司飯ではない普通のご飯のこと。
なみだ
わさびのこと。
煮きり
醤油に酒などを加えて煮きり、醤油の臭みを消したもの。
お愛想
お勘定のこと。
おねだり
追加注文のこと。
お通し
最初に出す小鉢料理のこと。
おひねり
チップのこと。
お手塩
醤油を入れるお皿のこと。
お銚子
お酒を入れる徳利のこと。
お造り
刺身の盛り合わせのこと。
お茶引き
食事の最後に出されるお茶のこと。
オドリ
車えびのにぎりで活きたまま握ったもの。
お茶出し
お茶を運ぶこと。
すし種
寿司の材料のこと。
ネタ
寿司の材料のこと。
すしツマ
寿司の材料に添える薬味のこと。
ひしお
醤油のこと。
ピン
数字の1のこと。
リャン
数字の2のこと。
ゲタ
数字の3のこと。
ダリ
数字の4のこと。
メノジ
数字の5のこと。
これらの隠語や専門用語は、寿司屋の従業員同士でスムーズに意思疎通を図るために使われます。しかし、客がこれらの言葉を使うことはあまり推奨されません。これらの言葉は寿司屋の従業員が使うためのものであり、客が使うと場合によっては不適切と受け取られることもあります
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