映画業界でよく使われる業界用語や専門用語をいくつかご紹介します
映画業界の業界用語、専門用語一覧
あおり
下から見上げるようなカメラアングルのこと。
アフレコ
アフターレコーディングの略で、撮影した後にセリフや効果音を録音すること。
板つき
カットの頭やシーンの最初から被写体が画面の中にいること。
ウチトラ
エキストラの数が足りなかった際に、スタッフがエキストラとして出演すること。
AD
アシスタントディレクターのこと。主にディレクターのサポートをするのが仕事です。
AP
アシスタントプロデューサーの略。主にプロデューサーのサポートをするのが仕事です。
SE
サウンドエフェクトの略で、効果音のこと。
押し
予定していた時間を超えていること。反対に予定より早いことを「巻き」といいます。
カット
撮影したワンシーンのこと。カメラを回して撮れた映像のことを1カットといいます。
完パケ
完全パッケージソフトの略で、全てを編集し終わって放送できる状態のテープのことです。
キュー (Q)
アナウンサーに出す「読み出し」の合図のこと。キューを出すことを「Q振り」といいます。
ゴースト
テレビ放送を受信したときに生じる画面の乱れのこと。
なめる
被写体の下から上に向かってカメラアングルを上げること。
イマジナリーライン
同じカットで2人の対話する人の間を結ぶ線、あるいは人物、車両等の進行方向に延ばした線。
けられ
画面の四隅がさえぎられる事。
サウンドオンリー
略称オンリー。撮影現場において、セリフや効果音など音のみを録音する事。
シュート
カメラを回し始めること。
順光
カメラの後ろ側に太陽がある状態やカメラ側から照らした照明のこと。
逆光
カメラに向かって太陽がある状態の事。照明が被写体の後ろ側から照らされた状態の事。
順撮り
カット割の順番どおりに撮影する事。
セーフティーゾーン
家庭用のテレビで文字などの重要情報が確実に映る範囲。
他にも多くの用語がありますが、これらは映画業界でよく使われる一部です。
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